神社の古伝承


これは出版していない3冊目以降の本の著作権を含む。

日本各地の神社の古伝承や様々な伝承は無意味・無価値でなく、僕が「記紀」の日本神話を完全解釈したことで、日本神話の神々…八百万(やおよろず)の神々の雑多な伝承を無視できない事態になると考えられる。
僕は日本各地の神社の極秘とされる古伝承や様々な伝承があっても隠すべきでなく、情報の混乱を生まないようにうまく配慮して公表して、僕の実力で完全解明するための行動をすべきだと考える。
日本神話が完全解釈されていないなら古伝承や様々な伝承を隠す意味があっても、僕が完全解釈した状態で隠しても無意味・無価値で、むしろ完全解釈できる僕の超頭脳が必要である。
日本各地の神社や神道に突き付けられた問題は、古代天皇家の宗教の神道に直面したもので、現在の神道や皇室や宮内庁など国家レベルの問題でないだろうか?
これだけのことを公表した責任は僕にもあるが、僕が自殺願望の持ち主でいつ自殺してもおかしくなく、また人の死などいつかも分からず僕だって全て責任を持てず、今この時代この時この瞬間に少しでも重要な史料を残すべきだと考えられる。

元伊勢籠(この)神社の火明命(ほあかりのみこと)は古伝承によると、天照国照彦天火明櫛玉饒速日命(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)の別名で、大国主神(おおくにぬしのかみ)の子供でもあって、さらに丹波道主王(たにはみちぬしのみこ)とも伝えている。
また元伊勢籠神社の火明命は極秘伝によると、上賀茂(かみがも)神社の賀茂別雷神(かもわけいかずちのかみ)と異名同神だとも伝えている。

火明命は彦坐王(ひこいますのみこ)を神格化して、その息子が丹波道主王で海部(あまべ)氏につながって、古伝承があながち間違っていない。
彦坐王(火明命に神格化)の息子の狭穂彦王(さほひこのみこ)が饒速日命(にぎはやひのみこと)として神格化されて物部(もののべ)氏につながって、彦坐王の曾孫と考えられる倭姫命(やまとひめのみこと)と同じく彦坐王の子孫の神功(じんぐう)皇后が古代太陽神アマテルカミ(天照神)として神格化されて、この3人を同一神としたのが天照国照彦天火明櫛玉饒速日命である。
彦坐王が初代・大物主神(おおものぬしのかみ)として神格化されて、初代・大物主神の別名の大己貴神(おおなむちのかみ)として神格化されたのが彦坐王の子孫の飯入根(いいいりね)で、飯入根を神格化したのが大国主神で、大物主神と大国主神が先祖と子孫だから同一神と考えてもおかしくなく、火明命が大国主神の子供でなく大国主神と同一神と考えることもできる。
火明命と異名同神の賀茂別雷神は、古史古伝『ホツマツタエ』の記述から彦坐王の子孫の皇太子・誉田別尊(ほむだわけのみこと:即位しない応神(おうじん)天皇)を神格化して、伝承があいまいになって先祖と子孫を同一神と考えてしまった可能性が高い。

僕にとってはこの程度の古伝承と極秘伝の解釈が簡単で、このようにして日本各地の神社の古伝承や様々な伝承を完全解釈することも不可能でないと考えられる。

<参考文献>
『元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図』
海部光彦・編著者 元伊勢籠神社社務所・発行
『完訳秀真伝』
鳥居礼・編著者 八幡書店・発行

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