歴代天皇の隠れた名前


これは出版していない3冊目以降の本の著作権を含む。

参考文献『ホツマ辞典』を参考にして、歴代天皇の隠された名前の共通性を見つけることができて、歴代天皇の系図が偽装工作で隠されたことが証明できる。
示した系図の共通の「仁(ひと)」という呼び名は、現在の皇室にも通じる諱(いみな)の可能性がある。
諱は古代の歴代天皇や古代豪族などが使った本名(ほんみょう)を隠したもので、忌(い)み名と書き換えるように隠(かく)し名で、真名(まな)とも呼んで、英語ならトゥルーネーム(真実の名)と訳す。
諱は両親や本人くらいしか知らず、たとえ妻でも知らせずに息子らが知らなくても普通で、本名を口に出すことをはばかれる風習があった。
上皇は諱を明仁(あきひと)で、今上(きんじょう)天皇(現在の天皇陛下)が諱を徳仁(なるひと)という具合に、今の皇室が諱を隠さずに公表する。
しかし古代の天皇家は諱を隠して、僕の名字(みょうじ)の先祖である清和(せいわ)天皇が諱を惟仁(これひと)で、初めて皇室で諱に「仁(ひと)」が使われて、後世の皇室に一般化した。

孝昭(こうしょう)天皇は、崇神天皇の実父と考えられて、『ホツマツタエ』でミルヒトが諱である。
崇神天皇から仲哀天皇までの系図は、間違いなく欠史(けっし)八代後半の4天皇の系譜に祖先化したのが実証されて、孝昭天皇と崇神天皇が実の親子と証明した。
神武(じんむ)天皇は、『ホツマツタエ』でタケヒトが諱と分かって、実在の初代の崇神(すじん)天皇と5代目の仁徳(にんとく)天皇を祖先化したことが証明されて、崇神天皇の諱がタケヒトと考えられる。
垂仁(すいにん)天皇を神格化したイザナギ(伊弉諾尊;いざなぎのみこと)は諱をタカヒトで、垂仁天皇本人の諱がタカヒトと考えられる。
アマテルカミ(天照神)は諱をワカヒトで、異母姉の倭姫命(やまとひめのみこと)を神格化して、景行(けいこう)天皇を神格化した月読尊(つくよみのみこと)に入れ替わって、景行天皇の諱がワカヒトと考えられる。
景行天皇を神格化したシラヒトは、諱を臭(にお)わせるために作られた神名と考えられて、『ホツマツタエ』のハタレの乱に登場する。
ホヒ(天穂日命;あめのほひのみこと)は諱をタナヒトで、天穂日命が出雲大社宮司家の千家(せんげ)氏の祖先神で、日本武尊(やまとたけのみこと)を神格化したことを実証して、日本武尊の諱がタナヒトと考えられる。
アマテルカミの息子のオシホミミ(忍穂耳尊;おしほみみのみこと)は諱をオシヒトで、天穂日命(日本武尊を神格化)の息子が忍穂耳尊と実証して、「穂」の漢字の共通性が親子だから当然で、仲哀(ちゅうあい)天皇の諱がオシヒトと考えられる。
仲哀天皇の諱はオシヒトと考えられる時、崇神天皇を祖先化した孝安(こうあん)天皇の諱がオシヒトで、祖先化した系図と実在の系図で崇神天皇と仲哀天皇が相殺(そうさい)されて、諱の共通性の説明がつくと考えられる。

『ホツマツタエ』の共通する「仁(ひと)」の呼び名は、歴代天皇の神格化や祖先化の血筋を実証するだけでなく、崇神天皇から仲哀天皇までの隠された諱を僕が証明するために作られたヒントと考えられる。
崇神天皇から仲哀天皇までの諱と断言できないが、巧妙に『ホツマツタエ』に隠したことを考えると間違いないだろう。
アインシュタイン博士以上の超天才の僕をだませるほど甘くないのは、古代日本史研究の奇跡の数々で実証した。

<参考文献>
『ホツマ辞典』
池田満・著者 ホツマ刊行会・発行
インターネット

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