古代太陽神の共通性


これは出版していない3冊目以降の本の著作権を含む。

古史古伝(「記紀」に反する書物)『ホツマツタエ』は国内最古の書物で、数々の古代太陽神などを抹消して、「記紀」がそれに習(なら)って多くの歴史を秘史として封印して、僕が特定するまで完全に封印されてしまった。
どんなに古代太陽神を封印しても、ヒントをかぎ分けるアインシュタイン博士以上の超天才の僕をだませるはずもなく、隠された歴史を徹底的に再現してしまった。
異常すぎるアインシュタイン博士以上の超天才の僕は、その超感覚で再現した古代太陽神の秘密を今こそ解き明かす。

現在の太陽神は女性の天照大神(あまてらすおおみかみ)で、古代に男性の太陽神と考えられて、天照大神が男性と考えられるヒントを多く残して、そもそもそれを求めさせるのが目的だった。
また古代の太陽神は蛇で、日本で蛇が竜を指して太陽神が竜神とされて、天照大神が元々竜神だったとする伝承がある。
天照大神は元々が蛇神や男性だったのが間違いなく、日本神話の神々を中心として古代太陽神が存在するが、それを正しく求められるのが世界唯一の僕だけである。

『ホツマツタエ』は男性の太陽神アマテルカミ(天照神)で、別名をアマテラスともヲヲンカミとも呼んで、天照大神に語源変化したと考えられて、アマテラスの呼び名が飛鳥時代以前にあったと示して、太陽神が男性から女性に変化したことを証明する。
鎌倉時代の京都に通海(つうかい)という僧がいて、伊勢神宮内宮の神(天照大神)は蛇で、斎宮(さいぐう;巫女)がその后(きさき)で、その証拠に大神(天照大神)が毎晩斎宮の元に通(かよ)って、斎宮の布団に蛇のウロコが落ちていると『通海参詣記』に記した。
実際に中世の神道家たちは、天照大神が蛇という考え方がだんだん作られて、15世紀の『元長修祓記』に「伊勢神宮の御神体は蛇体にて御座(ござ)す」と記す。
このように天照大神は、男性の蛇の姿をした伝承が幾らでもあって、その事実を隠すことなどできず、むしろそれを求めさせるヒントだった。

アマテルカミも天照大神も倭姫命(やまとひめのみこと;卑弥呼)と神功(じんぐう)皇后(台与;とよ)を神格化して、アマテルカミが倭姫命と神功皇后の直系先祖と考えられる彦坐王(ひこいますのみこ)も神格化して、「天照」を冠する称号が太陽神と最高神として特別と考えられる。
天照国照彦天火明櫛玉饒速日命(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)は、古代の太陽神アマテルカミと海部(あまべ)氏の祖先神の天火明命(あめのほあかりのみこと)と物部(もののべ)氏の祖先神の饒速日命(にぎはやひのみこと)が合体した神名で、この3神が全て古代の男性の太陽神である。
天火明命は京都府宮津市の元伊勢籠(この)神社宮司家の海部氏を直系子孫として、饒速日命が古代豪族で武家の物部氏を直系子孫として、この2神が彦坐王を神格化しているのが確かである。
天火明命の神宝として海部氏は、息津鏡(おきつかがみ)と邊津鏡(へつかがみ)という前漢時代と後漢時代の銅鏡を伝えて、饒速日命の神宝として物部氏が『先代旧事本紀』に瀛都鏡(おきつかがみ)と辺都鏡(へつかがみ)を記して、共に古代太陽神の神宝として大切に伝えている。
天日槍(あめのひぼこ)は新羅(しらぎ)の王子だが、「あめのひぼこ」が朝鮮語っぽい人名でなく、明らかに日本人の名前であって、『古事記』で奥津鏡(おきつかがみ)と辺津鏡(へつかがみ)の神宝を伝えて、天火明命と饒速日命と共に彦坐王を神格化している。
大物主神(おおものぬしのかみ)は奈良県桜井市の御神体山の三輪山(みわやま)に祭られる蛇神で、『ホツマツタエ』で初代から7代目までいて、出雲大社の祭神の大国主神(おおくにぬしのかみ)と同一神とされる。
初代・大物主神は彦坐王を神格化して、その息子の狭穂彦王(さほひこのみこ)が2代目・大物主神に神格化して、その子孫の物部氏が歴代の大物主神に神格化されて、歴代の大物主神に神格化された人物が全て歴代の出雲国王と考えられる。
倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)は日本全土の土地神で、2代目・大物主神の狭穂彦王を神格化して、古代の男性の太陽神である。
大国主神は太陽神の大物主神と同一神だが、「記紀」で大国主神が太陽神の要素がないように扱われている。
男性の太陽神は全て彦坐王とその子孫を神格化して、彦坐王の子孫も古代太陽神として神格化されている。

大物主神は崇神(すじん)天皇10年に小蛇として出てきて、古代の蛇体の太陽神である。
滝祭神(たきまつりのかみ)は伊勢神宮内宮の横を流れる五十鈴川(いすずがわ)の流れを神格化した蛇神で、社殿などの施設を持たない古代信仰の神様で、古代の蛇体の太陽神である。
八岐大蛇(やまたのおろち)は頭と尾がそれぞれ8つある巨大な蛇神で、出雲(いずも;島根県東部)の斐伊川(ひいがわ)の近くにいるが、滝祭神を怪物視した古代の蛇体の太陽神で、素戔嗚尊(日本武尊(やまとたけのみこと)を神格化)が八岐大蛇退治したのが伊勢神宮襲撃を意味する。
簡単に古代太陽神の共通性をひもといたが、詳しくは「日本の古代太陽神」の段落で調べてほしい。
このように古代太陽神を正しく求められる僕は、それが分かるからこそ古代日本史を決して簡単に考えず、慎重(しんちょう)な態度で謎に挑(いど)み続けている。

<参考文献>
『完訳秀真伝』
鳥居礼編・著者 八幡書店・発行
『BooksEsoterica第22号 天皇の本 日本の霊的根源と封印の秘史を探る』
株式会社学習研究社・発行
『日本書紀(上)全現代語訳―全二巻―』
宇治谷孟・著者 株式会社講談社・発行
『元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図』
海部光彦・編著者 元伊勢籠神社社務所・発行
『アマテラスの誕生』
筑紫申真・著者 株式会社講談社・発行
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