仁徳(にんとく)天皇への地位の移譲(いじょう)神話
『記紀』の原文を青字、僕の解釈を赤字、僕の説明文を黒字で記す。
先の戦いや今までの様子などは、神武(じんむ)天皇が真(まこと)の心を持ったお方と悟(さと)って、饒速日命(にぎはやひのみこと)が部下の長髄彦(ながすねひこ)が生まれつき、天と地の区別も付かない頑固な性格なのを仕方なく思って、その場で斬り捨てて、軍勢を率(ひき)いて、服従の意を示した。
神武(じんむ)天皇は、元より饒速日命(にぎはやひのみこと)の忠義心を確かな物と知ったので、親(した)しく主君と家臣の契(ちぎ)りを交(か)わした。
先の戦いや今までの様子などは、饒速日命(にぎはやひのみこと;武内宿禰(たけのうちのすくね)を神格化)が神武(じんむ)天皇(仁徳(にんとく)天皇を祖先化)が真(まこと)の心を持ったお方と悟(さと)って、神武(じんむ)天皇が長髄彦(ながすねひこ;大山守皇子(おおやまもりのみこ)を神格化)をその場で斬り捨てて、軍勢を率(ひき)いて、服従の意を示した。
神武(じんむ)天皇は、元より饒速日命(にぎはやひのみこと)の忠義心を確かな物と知ったので、饒速日命(にぎはやひのみこと)の神位(神様の地位)を神武(じんむ)天皇の皇位に移譲した。
仁徳(にんとく)天皇への地位の移譲(いじょう)神話は、仁徳(にんとく)天皇元年1月3日(西暦334年2月上旬頃)の仁徳(にんとく)天皇の即位で、饒速日命(にぎはやひのみこと;武内宿禰(たけのうちのすくね)を神格化)の神位(神様の位(くらい)を神武(じんむ)天皇(仁徳(にんとく)天皇を祖先化)の皇位に譲渡したことを神話化して、神武(じんむ)東征(仁徳(にんとく)東征)の終わりを抜粋した。
饒速日命(にぎはやひのみこと;初代・武内宿禰(たけのうちのすくね)を神格化)は、神武(じんむ)天皇(仁徳(にんとく)天皇を祖先化)が長髄彦(ながすねひこ;大山守皇子(おおやまもりのみこ)を神格化)を倒して、奈良県で即位した。
神功(じんぐう)皇后から皇位を託(たく)された饒速日命(にぎはやひのみこと;初代・武内宿禰(たけのうちのすくね)を神格化)の神位(神様の地位)は、5代目天皇の神武(じんむ)天皇(仁徳(にんとく)天皇を祖先化)の皇位に移譲して、神様から5代目天皇に地位を譲(ゆず)った。
神武(じんむ)東征の神話は、饒速日命(にぎはやひのみこと;彦坐王(ひこいますのみこ)を神格化)の神位(神様の地位)を神武(じんむ)天皇(崇神(すじん)天皇を祖先化)の皇位に移譲して、神武(じんむ)東征が仁徳(にんとく)東征を神格化して、2つの神話を1つにまとめ上げて、ただ一つの神話と勘違いした。
『ホツマツタエ』は、ナガスネ(長髄彦;ながすねひこ)と妹のミカシヤ(御炊屋姫;みかしやひめ)がフトタマ(太玉命;ふとだまのみこと:武渟川別(たけぬなかわわけ)を神格化)の孫で、誉田別尊(ほむだわけのみこと)の息子が大山守皇子(おおやまもりのみこ)で、神武(じんむ)天皇(仁徳(にんとく)天皇を祖先化)に反乱したのが長髄彦(ながすねひこ;大山守皇子(おおやまもりのみこ)を神格化)で、仁徳(にんとく)天皇と大山守皇子(おおやまもりのみこ)が異母兄弟である。
太玉命(ふとだまのみこと;武渟川別(たけぬなかわわけ)を神格化)の孫の長髄彦(ながすねひこ;大山守皇子(おおやまもりのみこ)を神格化)は、妹が御炊屋姫(みかしやひめ)でなく、先祖と子孫の神格化で混乱した。
2代目・饒速日命(にぎはやひのみこと;初代・武内宿禰(たけのうちのすくね)を神格化)と2代目・長髄彦(ながすねひこ;大山守皇子(おおやまもりのみこ)を神格化)が後世の人物で、初代・武内宿禰(たけのうちのすくね)と大山守皇子(おおやまもりのみこ)が近い血縁関係か分からない。
神武(じんむ)東征(仁徳(にんとく)東征)は、海幸彦(うみさちひこ)と山幸彦(やまさちひこ)の神話と神武(じんむ)東征神話の二重に神話化して、兄弟の火酢芹命(ほすせりのみこと;大山守皇子(おおやまもりのみこ)を神格化)と火火出見尊(ほほでみのみこと;仁徳(にんとく)天皇を神格化)、神武(じんむ)天皇(仁徳(にんとく)天皇を祖先化)と長髄彦(ながすねひこ;大山守皇子(おおやまもりのみこ)を祖先化)の神様と人間を作って神話化した。
神武(じんむ)東征の神話は、神様が多く登場するから神話に含めて、神武(じんむ)天皇(仁徳(にんとく)天皇を祖先化)の即位が「記紀」の日本神話の終わりと僕が定義付けた。
しかし『風土記(ふどき)』などの日本各地の神話は、崇神(すじん)天皇から仁徳(にんとく)天皇時代より後世の神話化を含むと考えられて、いくら僕が万能でも手が足りなくて、地方の日本神話まで特定する時間がない。
仁徳(にんとく)天皇への地位の移譲(いじょう)神話は、饒速日命(にぎはやひのみこと;初代・武内宿禰(たけのうちのすくね)を神格化)の神位(神様の地位)を神武(じんむ)天皇(仁徳(にんとく)天皇を祖先化)の皇位に移譲して、西暦年月も間違いなく正しい。
<参考文献>
『古代日本史への挑戦』
著者・僕 発行・株式会社オカムラ
『続・私の半生と古代日本史』
著者・僕 発行・株式会社オカムラ
『日本書紀(上)全現代語訳―全二巻―』
著者・宇治谷孟 発行・株式会社講談社
『古事記(上)(中)―全三巻―』
著者・次田真幸 発行・株式会社講談社
『完訳秀真伝(上巻)』
編著者・鳥居礼 発行・八幡書店
『ホツマ辞典』
著者・池田満 発行・ホツマ刊行会
インターネットの不明サイトから少々拝借
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