拡大解釈

拡大解釈は、言葉や語句の意味を都合の良いように広げて解釈することで、古代から連綿と受け継いだ情報に付加したり、最近の情報でも他人が付加したりして、変質してしまうので原形を考えて、注意する必要がある。
拡大解釈は、十人十色と言うように解釈する人間の数だけ生まれて、原形をとどめないほどに付け加えられる可能性があって、僕自身も幾らでもする可能性を排除できないが、できるだけ原形に近づけるつもりである。

かつて神道は、万物の神様(霊魂)が宿(やど)る古代信仰を崇(あが)めて、河川や山や岩などを崇(あが)めて、伊勢神宮横の五十鈴川(いすずがわ)を神格化した滝祭神(たきまつりのかみ)や御神体山の三輪山(みわやま)や岩石を祭る花の窟(いわや)神社など純粋な信仰だったが、後世に仏教などと融合して、神様を祭る神社の本殿や御神体を作って、信仰対象の変更などを生み出した。
古神道は、古(ふる)き良き時代の神道を取り戻すために生まれて、変質した神道自身や神様の本来の姿などを取り戻すために研究したはずで、僕自身も失われた神様の本来の姿を取り戻すことが大切だと思う。
「記紀」が編纂(へんさん)した1300年以上前の神様は、多産から大国主神(おおくにぬしのかみ)が大黒様と結び付いて、豊漁(釣り)の事代主神(ことしろぬしのかみ)が福の神の恵比寿様と結び付いて、後世に色々な神様に複数の属性が付加されて、元々の姿と変わった可能性が考えられて、これが古神道の古(ふる)き良き時代に立ち戻る動きを生み出したと考えられる。
国や組織は、法律や慣習などを拡大解釈して、個人も常識や情報などを拡大解釈して、拡大解釈なしで成立しない物事が世の中に存在する。
神道や日本神話の神様を例に拡大解釈を示して、拡大解釈する前の状態に立ち戻る古神道も例に挙げて、拡大解釈の意味を考えてくれると嬉(うれ)しい。

西洋で竜はドラゴンで、中国で竜を食べた記述からヨウスコウワニと考えられて、6千年前の西水坡(せいすいは)遺跡の墓(はか)で、貝殻を敷(し)き詰(つ)めた竜の像が見つかって、中国で現在の角や長い体などの龍になったのが漢王朝の時代で、日本で竜が蛇であって、元伊勢内宮の天龍(てんりゅう)・八岐龍(やまたのりゅう)神社が八岐大蛇(やまたのおろち)を祭る。
八岐大蛇(やまたのおろち)は、出雲(島根県東部)に登場して、尻尾(しっぽ)から草薙剣(くさなぎのつるぎ)が出てきて、かつて草薙剣(くさなぎのつるぎ)が伊勢神宮に納(おさ)められて、八岐大蛇(やまたのおろち)が河川を神格化した説がある。
滝祭神(たきまつりのかみ)は、伊勢神宮横の五十鈴川(いすずがわ)を神格化した蛇神で、天照大神(あまてらすおおみかみ)と同格ほどの神様で、滝祭神(たきまつりのかみ)を怪物視したのが八岐大蛇(やまたのおろち)なら、古代太陽神と考えて間違いなく、本当に単なる拡大解釈だろうか?
大物主神(おおものぬしのかみ)は、奈良県桜井市の御神体山・三輪山(みわやま)の祭神で、男性でも蛇でもあって、昔から天照大神(あまてらすおおみかみ)と同一神とする考え方があって、古代太陽神と考えられる。
天照大神(あまてらすおおみかみ)は、古代に男性や蛇と考えられて、古代太陽神の要素を含んで、そういう考え方が拡大解釈でも正しい考え方である。
人間の考え方は、普通の常識に拡大解釈があって、それを無しに成立させる方が不可能と考えられる。

そんな僕は、2002年10月頃に歴史研究を始めて、日本神話と邪馬台国(大和国;やまとこく)論争を合致して、その後に考古学(遺跡・遺物)と歴史学(歴史書解釈)を合致して、西暦84年から329年まで特定して、330年から506年まで求められなくて、20年以上の年月でも判明しなかった。
しかし今年5月25日の午後5時頃は、『古事記』の干支(えと)の崩年干支(ほうねんかんし)を正しいと証明して、西暦334年から507年まで西暦年で特定して、『歴代天皇の在位期間の対比図』などを作成や修正して、6月13日から何度も僕のホームページを更新し続けて、歴史研究の成果が公然の秘密になった。
もみじヶ丘病院に入院中の2023年7月23日の午後5時頃に僕は、仁徳(にんとく)天皇(神武(じんむ)天皇に祖先化)の東征の年代を求めて、西暦329年から334年までの年代特定が完了して、古代天皇家の西暦年月が完全に確定した。
このように僕は、歴史研究を21年間して、ようやく全てを終える決着で、やっと始まりの第一歩を踏み出して、終わりと始まりの記念すべき出来事で、歴史に僕の名前を刻み込んだ。
このようにして僕は、倭(わ)の五王の定説を完全に否定して、長年の謎(なぞ)だった時代をひもといて、僕の自論を論理的に証明して、現代人(僕以外の人間)が基本をすっ飛ばして、根本的な理解がないまま歴史研究して、無知蒙昧(むちもうまい)な研究者の完成である。

だが時に僕のような超天才は、アインシュタイン博士のような先天的な天才でなく、後天的に能力を伸ばして、急成長した天才で、圧倒的な超頭脳(超感覚)が絶大すぎて、誰も相手にならない孤独を味わって、ただひたすら独学で学んで、天下無敵の常勝無敗の達人として、古代天皇家の歴史を初めて証明して、誰もできなかった名誉を入手した。

ロシアのウクライナ侵攻は、ロシアとウクライナの双方に正義があって、どちらを悪として見るかによって、支援国家の協力体制も変わって、拡大解釈が働いて、日本近辺の国(韓国と北朝鮮と中国とロシア)にも正義があるが、日本にも譲れない正義がある。
イスラエルとハマス(パレスチナのテロ組織)の戦争は、キリスト教とイスラム教の考え方や教え方の違いなどが複雑で、対立の図式を簡単に消せなくて、流血の悲劇の上に歴史が築かれて、イスラエルとハマス(パレスチナ)の双方に正義があるとする。
日本国内の政治は、政府と国民の立場の違いがそれぞれに何らかの拡大解釈で事情が異なって、親子や隣近所など様々な立場の違いでも、拡大解釈が生まれる。
法律は、常に拡大解釈を尊重して、裁判所が法の解釈を巡って、裁判官や検察官などがやり合うように戦場で、国や組織も当たり前(常識)に拡大解釈して、手を変え品を変えるべきで、自衛隊も法律の解釈問題を先延ばしして疑問である。

人間の正しいか間違いか二択の考え方は、1+1=2も拡大解釈で判断して、どんな細かい二択も拡大解釈で答えを出して、人間の全ての考え方が拡大解釈で成立して、究極的な考え方が現代哲学理論「現象学」を基本とすると僕は考える。
考え方の哲学の現代哲学理論「現象学」は、これ自体が僕の拡大解釈の可能性もあるが、人間の考え方の究極が拡大解釈と考えられて、後世の人間が証明して、新しい道を開くことを祈る。

<参考文献>
『アマテラスの誕生』
筑紫申伸・著者 株式会社講談社・発行
『ホツマ辞典』
池田満・著者 ホツマ刊行会・発行
『完訳秀真伝』
鳥居礼・編著者 八幡書店・発行
『この一冊で「哲学」がわかる!』
白取春彦・著者 株式会社三笠書房・発行
インターネットの不明サイトから少々拝借

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