隠された忘れ去られた神々


これは出版していない3冊目以降の本の著作権を含む。

日本神話の隠された忘れ去られた神々は、現代日本人が「記紀」を読んで知っている神々のことで、それを正しく求められるのが世界唯一の日本神話を完全解釈できる僕だけである。
隠された神々とは出雲系の神々(素戔嗚尊(すさのおのみこと)と大国主神(おおくにぬしのかみ)から始まる系譜)と勘違いされた神々、古代太陽神であることを故意に隠された神々などである。
忘れ去られた神々とは『古事記』成立時に因幡(いなば)の白兎(しろうさぎ)神話や大国主神の根(ね)の国下り神話などを作った神々、全ての神話の意味・価値を忘れられた神々などである。

出雲系の神々は素戔嗚尊と大国主神から始まる系譜と勘違いされて、本当の答えが初代・大物主神(おおものぬしのかみ)から始まって、素戔嗚尊と大国主神もその子孫に当たるのが正しい。
出雲系の神々を国津神(くにつがみ)と呼ぶと勘違いされて、古代太陽神系譜の神々(丹波(たには;古代の京都府北中部)の火明命(ほあかりのみこと)の子孫なども含む)も国津神の仲間になることを気付くには、日本神話の全てを知る僕以外にあり得ない。
古代太陽神系譜の神々は初代・大物主神と火明命などに神格化された彦坐王(ひこいますのみこ)から始まって、彦坐王が古代の男性の太陽神である天照神(あまてるかみ)としても神格化されたことに気付く必要がある。
天照神と現在の女性の太陽神である天照大神(あまてらすおおみかみ)は、倭姫命(やまとひめのみこと;卑弥呼)と神功(じんぐう)皇后(台与;とよ)を神格化したのが当然だが、天照玉命(あまてるたまのみこと)神社の存在から彦坐王が天照神として神格化したことを求められなければ話にならない。
彦坐王は初代・崇神(すじん)天皇の実兄で古代太陽神の天照神を祭った初代宮司と考えられて、彦坐王の直系子孫が大物主神を祭る千家(せんげ)氏と火明命を祭る海部(あまべ)氏で、直系先祖から直系子孫まで70世代近くずっと祭り続けてきたのが間違いない。
彦坐王の孫娘の日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)を祖母とする日本武尊(やまとたけのみこと;素戔嗚尊に神格化)と初代出雲国王の彦坐王の子孫で7代目出雲国王の飯入根(いいいりね;大国主神に神格化)が正しい系図で、出雲系の神々は彦坐王の子孫の物部(もののべ)氏を指すのが分からないのが現代日本人である。
彦坐王の子孫の海部氏から珍彦(うづひこ;椎根津彦(しいねづひこ)とも言う)が登場して、古史古伝『ホツマツタエ』で珍彦は国津神と名乗っているから、国津神が彦坐王の子孫の物部氏と海部氏などを指すことになる。

天照神は天照大神と同じく「天照」を冠する名前から古代太陽神という想像がしやすく、大物主神と倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)が天照大神と同一神とする考え方から古代太陽神と想像しやすく、天照神と大物主神と倭大国魂神が古代太陽神なのが間違いない。
海部氏の祖先神の火明命と物部氏の祖先神の饒速日命(にぎはやひのみこと)は共に彦坐王を神格化していて古代太陽神に当たる。
出石(いずし)神社に祭られる天日槍(あめのひぼこ)は、太陽を連想させることから古代太陽神を連想しやすいが、彦坐王を神格化したことに気付いたのが僕だけで古代太陽神で間違いない。
滝祭神(たきまつりのかみ)は伊勢神宮内宮の横を流れる五十鈴川(いすずがわ)の流れを神格化した川全体を指す蛇神で、これを怪物視したのが素戔嗚尊に斬殺された邪神の八岐大蛇(やまたのおろち)だが、八岐大蛇が古代太陽神だから聖なる神様でも現代日本人に分かるわけもない。
このように日本神話を完全解釈したアインシュタイン博士以上の天才の僕からすれば、この程度のことを求めるなど造作もない。

因幡の白兎神話と大国主神の根の国下り神話は『古事記』にだけ記される日本神話で、『ホツマツタエ』でも記されないことから『古事記』の編者が独自に作った神話で、『ホツマツタエ』が成立したと考えられる4世紀以降で、『古事記』成立の西暦712年が偽りとする偽書説があって、どうであるにしても『古事記』が独自の神話を作った事実から後世に日本神話の意味・価値が忘れ去られたのが間違いない。
因幡の白兎神話で八十神(やそがみ;大国主神の兄弟でなく、白兎の兄弟)の手から大国主神(飯入根を神格化)の助けで救われた白兎(日本武尊を神格化)は、サメ(日本武尊の兄弟や有力豪族の武将を神格化)に襲われて大国主神のいる出雲王国に亡命するが、詳しい内容を「因幡の白兎」の章に譲る。
大国主神の根の国下り神話で大国主神(飯入根を神格化)は、素戔嗚尊(日本武尊を神格化)のいる根の国(死者の世界と解釈される)に行って、最終的に素戔嗚尊の一人娘の須勢理毘売(すせりひめ;布忍姫(ぬのおしひめ)を神格化)と結婚して、素戔嗚尊の宝物を受け継いで地上に戻るが、詳しい内容を「根の国下り」の章に譲る。
『古事記』の神話は神様が誰を神格化したのかも物語もしっかりしていて、間違いなく詳細が正しく成立したことを求められる。

全ての日本神話の意味・価値を忘れられて、「記紀」成立時に把握されていた古代天皇家の歴史は、歴史の彼方(かなた)に葬り去られてしまった。
今となっては現代日本人レベルの歴史学者に一切求められず、数百年から数千年レベルで求められないのが当然で、数百年から数千年レベルで頭脳の上回る超天才の僕の著作権が公表されれば解決する。
日本神話の隠された忘れ去られた神々は、いつか僕がひもとく時が訪れるまで史実・真実・事実が隠され続けて、この世に日の目を見る時がようやくやって来たのである。

<参考文献>
インターネット

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