醜(色;しこ)と可美(甘美;うまし)の共通性

醜(色;しこ)と可美(甘美;うまし)の共通性は、出雲王国(物部(もののべ)氏)にまつわる言葉の共通性で、超天才の僕の能力が凄(すさ)まじすぎて偉大すぎる証明で、2024年3月29日に修正した。

醜(みにく)いと色(いろ)の漢字は、共通性がないと思うが、共に「しこ」と言う呼び方が共通して、醜(しこ)が「みにくい」の呼び名でなく、本来「特に恐(おそ)ろしい」と言う意味で、醜男(しこお)が「ぶおとこ」とも読めるが、色男(いろおとこ)の意味を持つことを知っているか?
色男(いろおとこ)の対義語は、醜男(ぶおとこ)と思われるが、出雲大社の祭神の大国主神(おおくにぬしのかみ)が『日本書紀』で別名を葦原醜男(あしはらしこお)と書いて、『古事記』で別名を葦原色許男(あしはらしこお)と書いて、醜(しこ)と色(しこ)が言霊(ことだま;言葉の魂)でつながって同じ意味になる。
この醜(しこ)と色(しこ)の名前を使う神様や人物は、出雲王家(物部(もののべ)氏)に限られて、醜(みにく)いが美しいの意味に使われることがある。

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の黄泉国(よみのくに)下り神話は、冥界の鬼女8人の黄泉日狭女(よもつひさめ;別名を黄泉醜女(よもつしこめ)が登場して、八雷神(やくさいかづちのかみ)が黄泉醜女(よもつしこめ)の女性に変化した。
八雷神の一神の火雷(ほのいかづち)は、怨霊(おんりょう;怨(うら)み祟(たた)る霊)で、伊弉諾尊(垂仁(すいにん)天皇を神格化)に斬殺された軻遇突智(かぐつち;狭穂彦王(さほひこのみこ)を神格化)が火雷(ほのいかづち)と同一神で、狭穂彦王(さほひこのみこ)が物部(もののべ)氏の直系先祖で、女性の黄泉醜女(よもつしこめ)に変化した。

物部(もののべ)氏出身の景行(けいこう)天皇の妾(めかけ)は、欝色謎命(うつしこめのみこと;高田媛(たかだひめ)を祖先化)と伊香色謎命(いかがしこめのみこと;弟橘姫(おとたちばなひめ)を祖先化)で、色(しこ)の漢字が使われる。
『ホツマツタエ』の物部氏の血筋は、イツモシコと言う人物がいて、出雲醜大臣命(いずもしこおおおみのみこと)と同一人物で、醜(しこ)の漢字が使われる。
最後の7代目出雲国王の飯入根(いいいりね)は、出雲醜大臣命(いずもしこおおおみのみこと)と同一人物で、大国主神(おおくにぬしのかみ)に神格化されて、葦原醜男(あしはらしこお)と葦原色許男(あしはらしこお)とも同一神で、醜(しこ)と色(しこ)の漢字が共通する。 大相撲(おおずもう)で四股名(醜名;しこな)は、力士(りきし)の呼び名で、醜(しこ)が「醜(みにく)い」の意味でなく、「たくましい」という意味で、3代目出雲国王の野見宿禰(のみのすくね)が物部(もののべ)氏の直系先祖で、初めて相撲(すもう)を取った人物である。

可美(うまし)と甘美(うまし)は、漢字が違うが、「うまし」が出雲王家(物部(もののべ)氏)に関係する名前で、「うまし」の意味が美称である。
可美葦牙彦舅尊(うましあしかびひこじのみこと)は、日本神話の最初に出てくる別天神(ことあまつかみ)の一神で、日本武尊(やまとたけのみこと)を神格化した。
可美葦牙彦舅尊(うましあしかびひこじのみこと)の漢字の由来は、日本武尊(やまとたけのみこと)が出雲王国で日本武(やまとたけ)天皇となって、息子の仲哀(ちゅうあい)天皇と対立して2朝廷並列時代を作って、「葦牙(あしか)」と「舅(じ)」が葦原中国(あしはらなかつくに;出雲王国)で牙をむいた7代目出雲国王の飯入根(いいいりね)の舅(しゅうと)である日本武尊(やまとたけのみこと)と解釈できる。
飯入根(いいいりね)の実弟の可美韓日狭(うましからひさ)は、直系子孫がいるか分からないが、物部(もののべ)氏の先祖である。
可美真手命(うましまじのみこと;狭穂彦王(さほひこのみこ)を神格化)は、2代目出雲国王で、物部(もののべ)氏の直系先祖である。
4代目・武内宿禰(たけのうちのすくね)の弟の甘美内宿禰(うましうちのすくね)が物部(もののべ)氏の出身である。

醜(色;しこ)と可美(甘美;うまし)の共通性は、出雲王家(物部(もののべ)氏)と深く関係して、古代日本史を正しく完全解釈できる僕以外に誰も求められなくて、21年以上の歴史研究の偉大な成果である。

<参考文献>
『日本書紀(上)全現代語訳―全二巻―』
著者・宇治谷孟 発行・株式会社講談社
『古事記(上)(中)―全三巻―』
著者・次田真幸 発行・株式会社講談社
『完訳秀真伝』
編著者・鳥居礼 発行・八幡書店
インターネットの不明サイトから少々拝借

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