まとめ


これは出版していない3冊目以降の本の著作権を含む。

僕が自分のコペルニクス的転回「自己認識の再構築」を細かく記すのは、僕に続く同じ能力の後継者が現れることを考えてで、これからの人類の将来が多大な分野で進むことを願うからである。
「自己認識の再構築」だけが僕のコペルニクス的転回の全てか分からないが、大きな役目をはたしたのが事実でこれを体得できれば、自分だけでなく周囲にも良い影響を与えるだろう。
僕は「記紀」の記述が当てにならない時、他人が非常識な文献と考える『ホツマツタエ』を参考にして、これも「自己認識の再構築」に含む考え方でないかと思う。

コペルニクス的転回は180度の発想転換という意味でなく、普通の考え方と逆転の発想をするとか逆説などの考え方をしたら良いものでなく、非常識な考え方の集合体で一周して根本的に360度の発想転換をするべきだと考える。
僕の場合だと幼稚園で恐竜に興味を持ち、小学校中学年で天文学を高学年で歴史に興味を持ち、中学で超古代文明に興味を持ち、高校で祖父の死に目に会えなくて、その後悔が命・魂・精神・戦争・平和の要素を考えさせて、それらが僕のコペルニクス的転回を生み出す土壌になったのだろう。
僕は22歳の誕生日頃に歴史研究を始めた時からコペルニクス的転回を発揮して、歴史研究から約半年後に邪馬台国論争の九州説の否定でコペルニクス的転回「自己認識の再構築」を体得した。
僕が古代日本史研究をした2年足らずで、『日本書紀』の神名と人名の末名の「尊(みこと)」と「命(みこと)」に気付いたこと、系図の祖先化に気付いたこと、即位年干支法(かんしほう)を思い付いたこと、倭の五王の定説を否定したこと、古代太陽神を特定したこと、古墳埋葬者に気付いたこと、『ホツマツタエ』の真実に気付いたことなど数ヶ月規模で起こしたことの全てが言ってみればコペルニクス的転回だった。
僕のようにひんぱんにコペルニクス的転回を起こせるようになるには、おそらく途方もない努力や時間が必要かもしれない。

世界中にコペルニクス的転回を持つ人が存在するだろうが、人生の中で一度も気付かない人もいるはずで、才能を発揮できる人間などごくわずかだろう。
僕はたまたま歴史研究でコペルニクス的転回を発揮したと考えられて、コペルニクス的転回「自己認識の再構築」を会得して、いつしかアインシュタイン博士以上の圧倒的なコペルニクス的転回の持ち主になった。

コペルニクス的転回は色々な考え方から生み出されるもので、一概に説明するのが不可能だろうが、「自己認識の再構築」によって発揮することも不可能でないことから自己分析した。
もし僕から何かを学んで他人の成長につながるなら、僕の多くの本を読んで、何かを得られたなら幸(さいわ)いである。
自然に体得した「自己認識の再構築」は、今になってみるとどうすれば身に付けられるかよく分からないが、「現象学」の説明の部分にヒントがあると思う。
将来「自己認識の再構築」を身に付ける人間が多く現れて、人類をより良い未来へと導いてくれることを願う。

<参考文献>
『この一冊で「哲学」がわかる!』
白取春彦・編者 株式会社三笠書房・発行
インターネット

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