天皇家とメソポタミア文明
メソポタミア文明の最初にいたシュメール人は、5500年前頃に現れて、4千年前頃に突然姿を消して、シュメール人がどんな民族で白人か黄色人種かも分からないが、その後もメソポタミア文明が続いた。
シュメール神話では、「ニビルという星からやって来たアヌンナキという人々が人類を作って、そして地球文明を起こした」と伝える。
日本神話は高天原(たかまがはら)という天界から天津神(あまつがみ)が降り立って、日本列島と日本人を生み出したとして、シュメール神話と日本神話が似ていると言う。
シュメール神話は宇宙人が人類を遺伝子操作したとでも解釈できる記述だが、宇宙人やUFOが現実に存在するか分からず、ただの想像力の豊かな物語としか受け取れない。
ホモ・サピエンス(現生人類)と違って、先祖でないネアンデルタール人も壁画や葬礼をしたようで、想像力がホモ・サピエンスの特権でなく、進化の過程で身に付けた能力だと考えられる。
シュメールから出土した楔形(くさびがた)文字の粘土板には、菊花紋(最高神アンのマーク)と十字架のが描かれて、菊花紋が天皇と皇室を表す紋章である。
シュメールや古代バビロニアの三種の神器は、日像鏡と月像の首飾りと武神の剣が出てきて、日本の三種の神器が鏡と玉と剣で、玉が首飾りかもしれなくて、見事に一致するのでなく、同じものと考えられる。
日本神話は、武神の素戔嗚尊(すさのおのみこと;日本武尊(やまとたけのみこと)を神格化)が8つの首を持つ八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して、三種の神器の草薙剣を入手して、シュメールでも7つの首の竜を倒して、三種の神器である武神の剣を手に入れている。
メソポタミア文明の三種の神器は、天皇家の三種の神器と合致しすぎて、同じものと考えるのが自然である。
日本語の大きな特徴は、語の格を示すために語尾変化でなく、「〜は」や「〜に」や「〜を」や「〜で」など助詞を付加することから、膠着(こうちゃく)語に分類されて、シュメール語も膠着語である。
さらにシュメール文字は、子音だけでなく母音も記して、日本の漢字かな交じりのような構造を持つことも分かってきている。
日本語の皇は「すめら」や「すめらぎ」と発音して、天皇を「すめらみこと」と発音することもあって、古代バビロニア語のスメルと同語で、ルやラが助辞の変化で、シュメールとも発音する。
このスメは神様の意味で、ラテン語のスメが至上や至高の意味で同系語である。
「すめらぎ」はスメル・アグの複称で、天皇や皇子皇女の末名の「尊(みこと)」と「命(みこと)」や帝(みかど)がシュメール語のミグトの転訛(発音がなまったもの)で、ミグトが「天降る開拓者」つまり神の意味である。
天皇の古語は全てシュメール語で解釈できて、いずれも「天から降りた神」を意味する。
シュメールという呼び名はアッカド語で、シュメール人自身が自分たちの国を「キエンギ」と呼んだらしく、その意味が「葦(あし)の主の国」である。
日本は古代に「豊葦原中国(とよあしはらなかつくに)」と呼ばれて、豊かな葦の原の国という意味で、「キエンギ」と同じ意味である。
日本の考古学会は黙殺するが、日本のペトログラフ(古代岩刻文字)で一番多く見つかるのがシュメールとバビロニアの楔形文字だと言われて、国際的に注目されている。
正統『竹内文書』によると、日本に世界最古の文明があって、それが世界中を巡って、エジプト文明やメソポタミア文明などを起こして、そこから再び日本に戻って来たと言う。
メソポタミア文明の三種の神器と正統『竹内文書』の合致は、偶然でなく必然で、メソポタミア文明と天皇家の関係が決して否定できない。
このようにメソポタミア文明と天皇家は、深い関係があると注目する人々がいる。
<参考文献>
『正統『竹内文書』の謎』
竹内睦泰・著者 株式会社学研パブリッシング・発行
インターネットの不明サイトから少々拝借
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