分かり合えない民族の壁


これは出版していない3冊目以降の本の著作権を含む。

日本人と外人の分かり合えない民族の壁は、その民族だけの常識に捕らわれて、その常識を無意識に使って、互いに理解し合えない壁を作ることがある。
日本人は「水に流す」ことを常識や伝統とするが、外人にこれを理解してもらえるはずなどなく、日本人という民族だけの持つ壁である。
「水に流す」ことは、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉国(よみのくに)から戻って、汚(けが)れを祓(はら)った禊(みそぎ)の日本神話から来て、汚(けが)れを祓(はら)う禊(みそぎ)が日本人の精神に染(し)み付いて、日本人が汚(よご)れや汚(けが)れを根本的に嫌って、清潔感や潔癖症と言っても良いものが外人との決定的格差である。
日本人はよく外人から掃除をよくしたり綺麗好きと言われるが、その根本に意識せずに「水に流す」ことがあるはずで、もはや病的とも言える潔癖症が民族的に染(し)み付いていると考えられる。
僕ら日本人は意識しないうちに「水に流す」常識に捕らわれて、民族の常識や伝統として先祖代々受け継いできたはずで、もはや誰にも止められない本能と言っても良いだろう。
日本人に染み付いた「水に流す」行為は、外人に理解できない日本人の民族的な習慣で、無意識な常識として外人に教える必要があって、これが分かり合えない民族の壁の現実である。
僕は日本人の民族の壁を多く挙げていないが、僕が外人から見た日本人の問題点を詳しく知らないためで、決して日本人びいきなどでないと理解してほしい。

韓国のメディアは、日本国内の声を直接的に伝えない点が指摘されて、本当のことならそれが原因で日本人を理解されない。
韓国の慰安婦問題や元徴用工の賠償問題の根本には、世界各国の何十年も前の戦争後の賠償を例にして、それを躍起に行なおうとする可能性が否定できない。
韓国人はすぐに約束を破ると言われて、多くの韓国人が自分たちを約束破りの常習犯の自覚が一切なくて、韓国人の約束や契約が「話を聞いた」程度の認識で、これが民族的な問題の根源である。
信用問題において約束を守らない韓国は致命的で、民族的な習慣でおそらく無意識で、根本的に自分たちと外国の約束の概念的な違いに気付かない。
韓国の約束の認識は、国際感覚にする意識改革そのものが必要である。

韓国の慰安婦や元徴用工の問題は、在位期間が7年以上もありながら安倍首相が一度も日本の国としての謝罪をせず、慰安婦や元徴用工の被害者の立場を考えなかったことにも問題があるが、今後の自民党がどう考えるかである。
韓国の慰安婦や元徴用工の問題は、一方的に韓国だけに問題があるわけでなく、日本の対応にも問題があることをしっかり認識すべきである。

韓国人は儒教の呪縛に捕らわれて、それを唱えるのがケント・ギルバート氏である。
韓国は中国から儒教や中華思想などを全面的に受け入れて、おそらく無意識に世界の中心の中国が韓国より日本の方が遠く、日本が野蛮な国で韓国より劣(おと)ると考える。
日本は韓国より発展しているのがおかしく、韓国が発展できないのを日本が植民地にしたからなどの根拠のない恨(うら)みや嫉妬(しっと)が永遠に続く。
慰安婦問題で日本が謝罪して、日本人は謝れば水に流してくれると多くの人が考えるが、どんなに謝罪しても韓国人が日本を許さず、儒教で一度謝ると「罪人」扱いして永久に隷属して、どんな手段を使っても永遠に謝罪させようとする。
日本人は儒教を「仁・義・礼・智・信」の言葉を代表として良いものと受け取るが、中国人や韓国人がそういう儒教のすぐれた部分を壊して、儒教の「上下関係をきちんとする」ねじれた考え方を生み出して、「日本が格下で野蛮」という間違った意識だけが残った。
その結果として韓国人は、自己中心的で傲岸不遜(ごうがんふそん)で嘘をつくのが当たり前で、道徳心も倫理観も失われて、日本との和平などあり得ない。
日本人の「水に流す」などの民族的な問題点と同様に、韓国人の儒教の呪縛や約束を破ることが民族的な問題点で、日本人も韓国人もお互いの民族のことを根本的に理解しない。

韓国は民族的な嘘つきの集団で、和食や華道や茶道や柔道や武士道や相撲(すもう)など日本独自の文化を韓国由来と嘘をついて、自分たちの都合の良いように解釈する。
相撲(すもう)は狭穂彦王(さほひこのみこ)の反乱(倭国大乱;わこくたいらん)の後で、垂仁(すいにん)天皇7年7月8日(西暦158年8月上旬頃)に行なわれた国家行事で、日本最古のスポーツと記して、中国に邪馬台国(やまとこく;大和国)が知られた時期の出来事だった。
「嘘」や「誇張」や「妄想」を恥ずかしくない韓国人は、民族的に嘘を平気でついて、こんな連中を純粋な日本人の僕は軽蔑(けいべつ)する。
第二次世界大戦を起こした日本人の僕は恥ずかしいと思うが、嘘つきの韓国人と別問題で、こんな連中を僕が古代天皇家の歴史の相撲(すもう)で嘘をつくから軽蔑(けいべつ)して当然で、これ以上するなら僕も黙って見過ごさないことを警告する。

韓国との慰安婦問題は、日本国政府に2015年12月28日の日韓合意で10億円の賠償金を払わせたがさらに求めて、韓国人のすぐに約束を破ることと儒教の呪縛が影響すると考えられる。
韓国人の元徴用工の賠償問題は、その根底に同じく約束を破ることと儒教の呪縛があると思われて、韓国人も無意識にして自覚がないと思われる。
韓国人は慰安婦問題や元徴用工の賠償問題を掘り起こして、日本人のように過去を水に流さないのが正しいが、儒教の呪縛で一度謝ると「罪人」扱いして日本を永久に隷属して、どんな手段を使っても永遠に謝罪させようとする姿勢で、無意識にそれを前面に押し出すと考えられて、永遠に日本と分かり合えないのか?
太平洋戦争(第二次世界大戦)の賠償金問題は太平洋各国に関わって、過去の戦争の賠償金を求める世界世論をどうにかすべきだとも思うが、韓国政府が一方的に賠償すべきで、日本国政府に賠償責任がないと逃げる安倍政権も問題で、国際裁判の判決結果から逃げるけれど、今後の自民党がどうするかで決まる。

韓国軍は、ベトナム戦争で虐殺や婦女暴行などをして、韓国軍人がベトナム人女性に性的暴行で産ませた混血児ライダイハンがいて、どれくらいの混血児がいるか把握できていない。
世界中で戦争や紛争は、地元で虐殺や婦女暴行することがあって、全ての軍隊がそうでないが、軍隊の指揮が末端まで行き渡らず起こりやすい問題行動で、数が多い従軍慰安婦だけを悪者にするのが間違いである。
韓国国内の見解は、政治家がライダイハンをほとんど無視して、慰安婦問題を言う前に韓国軍の婦女暴行問題をどうにかして、世界中の軍隊や武装組織などにも同じことが言える。

韓国などが問題視する旭日旗(きょくじつき)は、エジプト文明の赤い日の丸で光線を放つように描かれた旭日旗(きょくじつき)のような絵画も否定することで、エジプト文明を日本人が起こしたと正統『竹内文書』が語って、日本だけでなくエジプトを批判するとも受け取れる。
古代エジプト文明は、太陽が赤い日の丸で描かれて、日本の国旗と同じように赤い日の丸が常識だが、海外の絵画だと多くがオレンジ色や黄色で太陽を描いて、赤く塗ると夕日になることが多い。
古代エジプト文明は、太陽が赤い日の丸がファラオの墓(はか)によく描かれて、日本と一緒で海外だと非常識になって、これをどう説明すればいいのか?
古代エジプト文明の神々やファラオは、世界的に珍しい赤い日の丸のような太陽を権力の象徴と考えていたようで、光線を放つ旭日旗(きょくじつき)のように描かれたものがあって、旭日旗(きょくじつき)が太陽と太陽光を意匠化した日本国の旗(はた)である。
旭日旗(きょくじつき)は、明治時代から国内の陸軍や海軍の軍旗として、第二次世界大戦(太平洋戦争)の侵略の象徴と考えられて、今も自衛隊の旗として使われて、色々と誤解する。
しかし今の旭日旗(きょくじつき)は、晴(は)れの日やめでたさや景気の良さ、祭りや祝(いわ)い事や復興などの祈願など、漁船の大漁旗、スポーツの応援旗など様々に使われて、韓国などの問題視が些細(ささい)な気がする。
平安時代後期頃から九州の武家の家紋で旭日(きょくじつ)が使われ始めたと考えられて、それ以前に日本国内で旭日(きょくじつ)の例が見られないらしいが、古代エジプト文明の旭日(きょくじつ)と天皇家の旭日(きょくじつ)が合致するなら、記録に見られないだけで古代に存在したかもしれない。
これから分かる旭日旗(きょくじつき)問題は、日本とエジプトの歴史的伝統に対する冒涜(ぼうとく)である。

韓国や中国や台湾などの慰安婦像の問題は、日本人が過去を水に流して関係ないと決め込むが、外国からすると過去を一生忘れることがなくて、国際法上もう終わったことを掘り返されても困って、何を今さら掘り返すどちらにも問題がある。
中国と韓国などは第2次世界大戦(太平洋戦争)を掘り返して、それを日本が過去を水に流すのに対して、日本が戦争に慣なれていなくて幾ら謝罪しても受け入れず、無意識の「罪人」扱いや根拠のない恨(うら)みや嫉妬(しっと)があって、イタリアやドイツだとそういうこともないと考えられる。
日本人の若者は外国のハロウィンをまねして、渋谷で毎年のように暴走することも、外国のように本当のハロウィンの意味も分からなくて、誤解して勘違いした連中が起こす。
中国人は外国の著作権を無視して、著作権の対象物に似せたまねごとをして、色々なものを作るが、これらの根底にも分かり合えない民族の壁があると考えられる。
分かり合えない民族の壁は、無意識下で行なうことの根底にあるものを探して、それを指摘することから始める必要がある。

分かり合えない民族の壁は、世界中の民族の根源的な常識・固定観念・先入観・理屈・伝統の中にあって、世界中の民族の根本的な部分から理解しなければならず、民族全体でどうしてなのか徹底的に追及して、世界中の他民族に対して発信するべきである。
僕の問題提起は世界中の民族に対するもので、自分たちの民族だけが持つ特徴を把握して、無意識にどのような常識を生み出すか知って、他民族と分かり合うための指標を作るべきだと訴えたい。
他民族と分かり合うための指標が出来上がれば、それを発信して他民族に理解してもらいやすくなって、自分たちの民族だけがなぜ特別なのか理解してもらう材料になる。
これは日本の賠償責任を否定するものでなく、世界中の従軍慰安婦や元徴用工などへの責任の放棄をうながすのでなく、ちゃんと責任を果(は)たすために真実を訴える。
世界中の民族や人々が目指すのは、世界平和の最終形態なのだと思いたいが、千差万別で十人十色の世界で例外が必ずあって、戦争や紛争やテロなどを無くすことなどできない。
人同士が分かり合うには、無意識でなく意識して互いのことを一から分かって、理解し合う思いの強さが必要である。

<参考文献>
インターネット

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