古代の皇族の年齢


これは出版していない3冊目以降の本の著作権を含む。

『日本書紀』は実年齢と数え年が混在して、正確な歴史書としての不備で、『ホツマツタエ』が数え年で、『日本書紀』がそれを踏襲する場合がある。

『ホツマツタエ』で開化(かいか)天皇10年5月12日(西暦33年6月中旬頃)に崇神(すじん)天皇は生まれて、開化天皇28年1月5日(西暦51年2月上旬頃)に19才(数え年)で皇太子になって、崇神天皇元年1月13日(西暦84年2月中旬頃)に52才(数え年)で即位して、『日本書紀』で崇神天皇68年12月5日(西暦152年1月上旬頃)に120才(数え年)で崩御(ほうぎょ;天皇が亡くなること)した。
崇神天皇の即位は52才(数え年)が嘘で、崇神天皇元年(西暦84年)に娘の豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)の年齢が11才頃で、崇神天皇即位時の本当の年齢が最低でも25才頃で、享年が最低でも93才頃である。
このように『日本書紀』の崇神天皇の年齢は数え年で、『ホツマツタエ』などの古伝承を頼りにして、崇神天皇の実年齢を知らなかったと考えられる。

崇神天皇29年1月1日(西暦112年2月上旬頃)に垂仁(すいにん)天皇は生まれて、垂仁天皇39年7月1日(西暦190年8月上旬頃)に垂仁天皇が78才(実年齢)で崩御した。

垂仁天皇25年3月8日(西暦176年4月上旬頃)に豊鍬入姫命は103才(数え年)で、父親の崇神天皇(西暦84年)元年に11才頃で、西暦73年頃の生まれと考えられる。

倭姫命(やまとひめのみこと;卑弥呼)は垂仁天皇12年9月16日(西暦163年10月中旬頃)生まれで、崇神天皇10年9月22日(西暦251年10月下旬頃)以降に亡くなって、享年88才(実年齢)と考えられる。

景行(けいこう)天皇(卑弥呼の男弟)は垂仁天皇20年真冬(西暦170年12月から171年2月頃)に生まれて、景行天皇元年7月11日(西暦191年8月中旬頃)に数え年で21才だから、景行天皇60年11月7日(西暦250年12月上旬頃)に崩御して、享年(実年齢)79才と考えられる。

景行天皇元年4月(西暦191年5月頃)に内侍(うちめ;皇后より下の妃の位)である吉備津彦(きびつひこ)の娘の播磨稲日大郎姫(はりまのいなひおいらつめ)が身ごもって生まれるはずだったが、景行天皇元年12月15日(西暦192年1月中旬頃)に双子の皇子を生んで、弟を小碓尊(おうすのみこと)と名付けて、後の日本武尊(やまとたけのみこと)に当たって、翌年の景行天皇2年5月(西暦193年6月頃)に播磨稲日大郎姫を皇后にしたと記す。
吉備津彦は景行天皇の異母兄弟の祖別命(みおやわけのみこと)だが、その娘の播磨稲日大郎姫が架空の人物…作られた存在で、日本武尊の出生が間違いと考えられる。
インターネット検索で『ホツマツタエ』の解釈文を見ると、景行天皇2年12月15日が日本武尊の出生と記すが、『ホツマツタエ』の前後の文脈から考えて間違いと考えられる。
景行天皇5年11月15日(西暦195年12月中旬頃)に成務(せいむ)天皇が生まれて、成務天皇と日本武尊が同一人物で、仲哀天皇9年10月11日から17日(西暦260年11月中旬頃)に日本武尊が戦死して、日本武尊が享年64才(実年齢)と考えられる。

仲哀(ちゅうあい)天皇9年2月5日(西暦260年3月上旬頃)に仲哀天皇が享年52才(実年齢)で、逆算すると景行天皇17年頃(西暦207年頃)の生まれで、父の日本武尊が景行天皇5年11月15日(西暦195年12月中旬頃)に生まれて、計算が正しいか分からないが、日本武尊が仲哀天皇をかなり早くにもうけたことになる。

神功皇后(台与;とよ)の生年を逆算して、景行天皇38年頃(西暦228年頃)に生まれて、『日本書紀』神功皇后の摂政(せっしょう)元年10月2日(西暦261年11月上旬頃)に神功皇后が摂政(天皇に代わって政治をする役職)になって、神功皇后が33才(実年齢)と考えられて、摂政69年4月17日(西暦329年5月中旬頃)に神功皇后が亡くなって、享年百才(実年齢)である。
『魏志倭人伝』に「復立卑弥呼宗女壱与、年十三為王、国中遂定」と記して、倭姫命(卑弥呼)と同じ皇族の神功皇后(台与)が33才で摂政になったが、台与の即位が13才と勘違いされた。

『ホツマツタエ』と『日本書紀』の歴代皇族の年齢は、実年齢と数え年の混乱が見られて、『ホツマツタエ』で崇神天皇の年齢を娘の豊鍬入姫命の年齢から推定するしかなくて、正確な歴史書でも完全な年齢を把握できなかったと考えられる。
古代の皇族の年齢を作成したのは、2019年8月中旬頃で僕の認識力が足りていなかった根拠だが、現代人(僕以外の人間)だと絶対に求められない絶対領域である。

<参考文献>
『新訂 魏志倭人伝 他三篇―中国正史日本伝(1)―』
石原道博・編訳者 株式会社岩波書店・発行
『日本書紀(上)全現代語訳―全二巻―』
宇治谷孟・著者 株式会社講談社・発行
『完訳秀真伝』 鳥居礼・著者 八幡書店・発行

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