倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)

倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)は、奈良県天理市新泉町(にいずみちょう)の大和(おおやまと)神社の祭神で、日本全土の土地を神格化した土地神で、男性の古代太陽神で、日本全土の土地を神格化したから国内最大の太陽神とも考えられる。
『ホツマツタエ』は、2代目・大物主神(おおものぬしのかみ;狭穂彦王(さほひこのみこ)を神格化)が倭大籠御魂神(やまとををこのみたまかみ)や倭神(やまとのかみ)や倭大国神(やまとおおくにのかみ)などの名前で記されて、これらの名前が合体して倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)になったと考えられる。

崇神(すじん)天皇6年9月16日(西暦89年10月中旬頃)の夜に大国魂神(おおくにたまのかみ)は、山辺(やまべ;奈良県山辺(やまべ)郡)の里の大和(おおやまと)神社に遷宮して、二種の神器の八重垣剣(やえがきのつるぎ)を奉納して、確認できる日本最古の神社である。
垂仁(すいにん)天皇9年9月16日(西暦160年10月中旬頃)に皇后の樺井月姫(かばいつきひめ)は、倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)から垂(しで;紙で作った飾り)をもらう夢を見て妊娠して、3年後の垂仁(すいにん)天皇12年9月16日(西暦163年10月中旬頃)に3つ子を生んで、長子が倭姫命(やまとひめのみこと)で、女王と勘違いした卑弥呼(ひみこ)である。
この倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)は、狭穂彦王(さほひこのみこ)の父の彦坐王(ひこいますのみこ)を神格化したと考えられて、妊娠3年間が伊弉冉尊(いざなみのみこと;樺井月姫(かばいつきひめ)を神格化)が太陽神の天照神(あまてるかみ;倭姫命(やまとひめのみこと)を神格化)を8年間も身籠もった神話と合致する。

倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)は、大地主神(おおとこぬしのかみ)と言う別名で、土地を守護する神として、平田篤胤(ひらたあつたね)が大国主神(おおくにぬしのかみ;彦坐王(ひこいますのみこ)を神格化)の荒魂(あらみたま)としたが、別に間違っていないと考えられる。
大和(おおやまと)神社や倭大国魂神(やまとおおくにたまのかみ)の名前の「やまと」は、戦艦大和の名前になって、『ホツマツタエ』で男性の古代太陽神と証明した。

<参考文献>
『日本書紀(上)全現代語訳』
宇治谷孟・著者 株式会社講談社・発行
『ホツマ辞典』
池田満・著者 ホツマ刊行会・発行
『完訳秀真伝』
鳥居礼・編著者 八幡書店・発行
インターネットの不明サイトから少々拝借

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